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すごい”運”が落ちていた!

いたって真面目な家具屋のHPで、この衝撃的な写真については、後ほどということで。

北京オリンピックもいよいよ大詰めですね。
今回も様々なドラマがあり、毎日楽しんでいます。

北海道に住んでいる僕にとっては、明日のロコソラーレ(カーリング女子)の決勝戦が楽しみです。

オリンピックの大舞台で決勝戦まで勝ち進んだロコソラーレですが、オリンピック日本代表を決める国内での戦いでは、苦戦を強いられたんですね。
勝った方がオリンピック出場という北海道銀行との戦い。

ちなみに、北海道銀行は、旅する木のメインバンクです。
まあ、関係ないですが…。

 

先に3勝した方が優勝という戦いで、ロコソラーレはいきなりの2連敗。崖っ淵に立たされます。
2敗目をきした後の第3試合は1時間後。
そこで4人は話し合います。
調子もショットも何もかも悪くない。なのに勝てない。なぜか?
そしてある結論に達します。

「そうか。今日、自分たちには”運”がない。」と。

そこで、ネットで運命を変える方法を検索し、試合までの1時間、そして試合中も”運”を呼び込み、運命を変える施策を繰り広げます。
そうして奇跡の3連勝でオリンピックの切符を手にしたんですね。
そしてオリンピックの舞台では、スイスに敗れて予選敗退だと思って泣き崩れていたところに、韓国がスウェーデンに破れたことで、決勝トーナメントへ進出というニュースが飛び込んで来ます。涙から一転、歓喜の記者会見となったわけです。
決勝トーナメントでは、予選で敗れたスイスに快勝し、明日、決勝戦を迎えます。
すでに銀メダル以上が決定。

彼女たちは、北海道銀行戦の第2戦と第3戦の間のわずか1時間の間に、まさに逃げようとしていた”運”を手繰り寄せたんですね。

 

経営の神様と呼ばれる松下幸之助も、”運”を大事にし、味方につけた人。
有名な話ですが、面接の時、最後に「あなたは運がいいですか?」と質問し、「運が悪い。」と答えた人を不採用にしたんだそう。

「人から見ると決して運がいいとは思えない状態であっても、自分は運がいいと思える前向きな考えができる人がふさわしい」と考えていたんだそうです。

松下幸之助自身にも、エピソードがあります。

船で仕事場に通っていた時、船べりに腰掛けていると、足を滑らせた船員が松下幸之助にしがみついた拍子で、二人は海に転落してしまう。
びっくりした幸之助は、もがきにもがいてようやく水面に顔を出したが、船はすでに遠くへ行ってしまっている。
「このまま沈んでしまうのか」と不安が頭をよぎったのですが、ともかく夢中でバタバタやっているうちに、事故に気づいた船が戻ってきて引き上げてくれたんだそう。
その時、自分はなんて運がいいんだ。これが冬だったら自分は死んでいた。と思ったそうです。

普通の人だったら、つまずいた船員に抱きつかれて海に落ちて、死にそうになったなんて、不運だと思いますよね。
さすが世界の松下幸之助!ですね。

”運”といえば。

僕は毎朝、5時台に起きて… いや、犬に起こされて、早朝、散歩しています。
北海道犬のノンノ(13歳♀)


↑ 2021年秋の早朝の写真

黒柴のまる(4歳♂)の二匹飼っています。

4年前、ノンノが病気になって、余命3日と言われた後、奇跡の復活をして元気になったので、相棒をと、まるを連れてきたら…

この二人の相性の悪いこと。
本気のケンカが絶えない。
ノンノは強いけど優しいので、いつも手加減して、まるにケガをさせられちゃう。
結局二人を一緒にすることはなく、どっちかを出している時は、どっちかはゲージの中に。
オシッコも別々、遊ぶのも別々、何もかも手間が二倍なので、世話をする僕は大変。

もちろん、早朝の散歩も別々。
一周2キロ、30分のコースをノンノとまるで2周。

だから〜、
一日1万歩が健康にいい。っていうじゃないですか。
ノンノとまるの相性が悪いおかげで、朝から7000歩、1日に15000歩くらい歩くことができている。

そんな犬の散歩の時、散歩コースには、ペットボトルとか、空き缶だとか、タバコの箱とかいろんなゴミが落ちている。どういうわけか、毎日落ちてる。
そのゴミを散歩しながら拾っています。
実は僕、ゴミを見つけると、ラッキー!って思う。
なぜかって。
僕はゴミを拾ってるんじゃない。
僕が拾ってるものは、”運”だから。

な〜んてカッコつけていると。
ちょうど3日前の朝、いつものようにノンノと散歩していると、ノンノがあるものをみつけ、クンクンやってる。
そう、それが上の写真。
エロ本の破れたやつ。
ここで僕は考えます。
考えて、
「これは拾うべきじゃない。」
と判断し、通り過ぎる。
5メートルほど通り過ぎて、
「ん〜、やっぱりゴミはゴミだ。俺が拾わなかったら、誰も拾うことはない。」
と考えを改め、引き返す。
結局拾って、工房のゴミ箱に捨てる。

でも、工房のゴミ箱は、火曜、金曜にスタッフがゴミ袋に入れ替えて捨てにいくんです。
そこでまた僕は考える。
「このエロ本、俺が読んでいたと思われるんじゃないだろうか?」
そこで、わざわざゴミ箱から取り出して、紙袋に入れて捨て直す。

次の日。

ノンノがまた雪の上に何かを見つけてクンクンしている。
そこにあるのは、エロ本。
ちょっと迷った挙句、拾う僕。
そしてまた紙袋に入れてゴミ箱に。
そこでまた僕は考える、
「もし万が一、スタッフが紙袋を開けたとして、その中のエロ本を見つけたら…。
これ、確実に俺が買って、読んで、見つからないように紙袋に入れて捨てたんだ。って思われる。」
そこで、その紙袋をざわざわゴミ箱の下の方に入れ直す。

そして今朝。

今度はノンノより僕が、遥か先に落ちている怪しい雑誌を見つける。
その雑誌まで歩数で言うと20歩くらい。
その20歩の間、僕は考える。
「おかしくないか?毎日エロ本が落ちてるって。これ、誰かが俺を試してるんじゃないか?エロ本を置いておいて、俺が拾うかどうかって。」
そこで当たりをキョロキョロ見渡す。
誰も見当たらない。
考えすぎか。と思って拾う。

今日は寝坊して、6時台になったから、辺りは明るく、出勤の車が結構通っている。
後ろから車の音がすると、つい隠してしまう。
だって、朝から犬の散歩しながら、エロ本を読んでいるなんて、変質者じゃないですか!
いやいや、読んでないから!
読んでると思われたら、変質者だと思われるじゃないですか!

もうここまでくると、いかにごまかすか?と言うことで頭がいっぱい。
「あれ?一体俺、何やってんだ?」
ふと思う。
「そうそう、”運”を拾ってんだよ。これ、どんだけの運なんだろう?」

この時、♪ピロリロリーン♫
って神の啓示が降りてきました。←僕が勝手に思ってるだけ(笑)
このことをブログに書けば?

「いや〜、ここんとこ、ブログのネタがなくて困ってたから、書くけどさあ。真面目な家具屋のブログにこの写真、そしてエロ本の話って大丈夫?イメージダウンじゃない?」

 

果たして、3日連続でエロ本を拾った僕の”運”の行方はどうなる?