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あれは神様だったんだろうか?
仕事に追われて、なかなかブログをアップ出来ないので、今まで書いたブログの中で、僕が気に入ってるブログを再投稿します。
2019年12月17日 ”あれは神様だったんだろうか?”

先日、ある飲食店に入ったんです。
駐車場に車を停めて、お店に入ろうとした時、なんと、店員さんが外まで出て来てくれて、暖かいおしぼりをくれたんです。
寒い夜だったので、僕はとても嬉しくて、温かい気持ちでカウンターに1人座ってたんです。
そしたら1人の60歳くらいのおじさんが僕の隣の隣に座ったんですね。
そしてバイトの店員の女の子、多分高校生くらいじゃないかな?
に、
「わざわざ外に出てくることないんだよ!そんなサービスいらねーんだよ!自分のしてるサービスが一番だと思ってるんじゃねーよ!」
なんてことを、かなりしつこく言ってるんです。
そんな場面に出くわして、そんな文句を聞かされたら、こっちも気分悪くなるじゃないですか。
その子は、「すみません。すみせん。不愉快な思いをさせてしまって。」って何度も謝ってるんです。僕は、偉いなあ。と思いながら
「関係ない。関係ない。これは僕には関係のない出来事。」
と自分に言いきかせ、自分をなだめていました。
実は僕はこういうの、黙っていられない質なんですね。
それなのに、そのおじさん、結構しつこく言ってるんです。
とうとう我慢できなくなって、
「あんたねえ、素晴らしいサービスじゃない。このサービスが気に入らないんなら、あんたが来なきゃいいだろ!」って言おうと立ち上がろうとした寸でのところで、そのおじさんとバイトの子のやり取りが終わったんです。
今さっきまで、「関係ない…」と自分を抑えていた僕ですが、さあ言おうとした時に終わってしまったので、あ~、言いそびれた~っとモヤモヤした気持ちだけが残ったんですね。
その後も、何かこのおじさんがその子にねちっこく言い始めたら、言ってやりたい!ってチャンスを伺ってたんだけど、結局そういうことにはならなくて。
その後もその子はお客さんを外に出迎えたり、食器片付けたり、一生懸命やってるわけです。
僕は食べ終わって、お会計をするために、レジのところに行ったら、2組がレジに並んでて、ちょっと待つことになったんですね。
待ってる時、その子が一番奥の席のお皿とかの片付けをしてたので、ちょっと勇気を出して、そばまで行って、声をかけたんです。
「君、偉かったね~」って。
その子はちょっと面食らった顔してて、
「僕は嬉しかったよ。外まで出迎えてくれて。」って言ったんです。
そしたらすごく嬉しそうにしてて。
僕はそのままUターンしてレジに向かったので、その後その子がどうしてたか知らないんですけど。
そしてレジを終えて外に出たとろで、その子が外まで来てくれて、
「わざわざありがとうございます。また来てください。」って言ってきてくれたんです。
なんか急に恥ずかしくなって、
「ああ~、いえいえ、はい。」
なんてしどろもどろになりながら返事をして、車に向かった僕の心は、なんかとっても気持ちよくて、清々しくて。
車のドアに手をかけながら、空を見上げると、氷点下に冷え込んだ夜空を、ふわふわと舞うように降りてきた雪が、僕の心をすーっと吸い上げて、あの広い夜空に広がっていく感覚になりました。
結局、あの時、本人に、「あんたねえ、…」って、正しさや正義の刀を振りかざして、相手をやっつけて、気持ちよくなっているよりも、何倍も、何十倍も気持ちよくて、晴れやかで、幸せな僕の心に、自分がちょっと驚いてしまいました。
運転しながら、ん?!!!
僕の横にあのおじさんが現れなかったら、こんな気持ちになることもなかっんだよなぁ。もしかしてあのおじさん、実は神様だったんじゃないだろうか?
神様って、こんな風に目の前に現れるのかな。
え!?もしかして、いつでもこんな対応がとれたら、世の中、神様だらけってこと?
あ~、そうだったのかぁ。あの人が神様になるのか、ただの悪人になるのか、って、僕の心と行動次第だったんだ。
そう思うと、今まで僕は、数々の悪人を作って来たなぁ。悪いことしたなぁ。なんて、今まで考えてもみなかった考えが浮かんできました。
結局のところ、どんな出来事も、どんな出会いも、自分が試されているんでしょうね。
あの人を神様にして良かったなあ。
そういえば、神様っぽい白いヒゲ、はやしてたし…(笑)。





