

OUR STORY

幼かったあなたの成長を見守り、
独り立ちし、久しぶりに帰ってきた時、
「おかえり」と出迎えるのが、
旅する木の家具であったら嬉しい。



あなたの暮らしに、そっと、
ずっと寄り添う家具であること
いつかあなたに娘が生まれ、その子がつかまり立ちした時、
ちょうど口元にある椅子の座面をかじかじして、ついてしまった歯形の横に、
幼き頃のあなたがつけた歯形の跡があったら嬉しい。
娘が成長し、男を家に連れてきて、その男が「娘さんを・・・」という時に
引っくり返すテーブルが、旅する木の家具であったら嬉しい。


表現者であること
表現者とは人の心を1ミリ動かす物語を届けること。
『家具工房 旅する木』に出会う前と出会った後で、
その人の心が1ミリでも幸せになる方向に動いてくれたら嬉しい。
使う人の心、暮らし、生き方にまで影響を
与えられるものを提供していきたい。
今までも、そしてこれからも、出会った人の心を
動かす取り組みをしていきたいと思っています。




WHEELCHAIR美しい、木の車椅子を作りたい!
2013年、本格的にスタートした「木の車椅子プロジェクト」。
「スケッチブックから抜け出した、この夢を、必ず叶えたい!」
との思いを胸に、改良を重ね続けています。
1、2、3号機は、2017年5月公開の映画『追憶』で使用されました。
もし僕が車椅子を使うことになった時、使いたい車椅子が世の中にはなかったので「それだったら、自分で作ってみよう!」と思い立ち、仕事の合間をぬって、
木の車椅子の試作を始めました。それがプロジェクトをスタートしたきっかけです。
毎日使う、自分の体の一部だから、美しくて、安らげて、誇りに感じられるものを!