PRODUCT作品紹介 / チェア
ouranos-chair
これ以上ない、シンプルなデザインのロッキングチェアー。
パーツは、アームから脚にかけた、曲げ木と、座面と背の一体型になった革張り、の二つのみ。
直線と曲線の対比、木と革の対比がとても面白く、高いデザイン性のロッキングチェアーです。
ロッキングのユラユラに、さらに曲げ木の部分の弾力も加わり、座った感じはまるで、天空の雲に乗っている様です。
ネーミングはギリシャ語で『天空の神』と意味するouranos(ウラノス)と名付けました。
この構造でいったい何キロまで耐えられるのか、心配ですよね。なんと、100キロまでは大丈夫です。
木の強さを改めて思い知らされました。
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/5-75.jpg)
![](/images/table_item.png)
GALLERYギャラリー
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/1-93-384x300.jpg)
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_4611-384x312.jpg)
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_4613-384x312.jpg)
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_4612-384x312.jpg)
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![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/2-80-384x300.jpg)
直線と曲線の対比、素材の対比が、高いデザイン性を有しています。
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/3-80-384x300.jpg)
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/4-77-384x300.jpg)
どの角度から見ても、あまりにシンプルで美しい姿です
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/7-65-384x300.jpg)
見た目はちょっと不安な構造。でも100キロまでは大丈夫。
![](https://www.tabisuruki.com/tabi_wp/wp-content/uploads/2020/03/8-51-384x300.jpg)
モデルはお世話になっているグラフィックデザイナー真野君
![](/images/table_item02.png)
FEE料金について
樹種 :ナラ |
座面 :本革貼り |
仕上げ :オイル塗装 |
価格 :300,000円(税別)
![](/images/table_item.png)
『ouranos(ウラノス)chair』 はこうして生まれました
旅する木でのクラシックコンサートでお馴染み、僕の友人の建築家であり、音楽家でもあるスタジオシンフォニカの畠中氏
が、結婚10周年に、奥様へのプレゼントとして依頼されました。
畠中氏の基本デザインを元に、細部のデザインを起こしたのですが、果たしてこれ程までの曲げ木が製作可能だろうか?
この構造で体重が支えられるのか?ロッキングの部分のRをどれくらいにすれば心地良いのか?座面と背の一体型の革張り
が可能だろうか?…などなど、難題が盛りだくさん。
依頼された日から、苦悩の日々でした。
「これ程デザイン性、クオリティーの高いものが出来るなら、いつまでも待つよ。」と言ってくれたものの、完成させることが
出来るのかどうか、常に不安が付きまとっていました。
それでも、難題の一つひとつを解決していく過程は、新しい発見、技術のステップアップの連続で、製作可能だと確信し、
完成が見えた時には、苦労した分、早く座ってみたくてワクワクの日々でした。
待ちに待った納品の日、奥様もとても喜んでくれて、「須田さんじゃなきゃ、作れない椅子ですね。」と褒めて頂きました。
才能のあるデザイナーとのコラボは、自分の殻を破り、大きく飛躍する機会を与えてくれる、素晴らしいチャンスで、
僕にとっては、とても楽しいことなのです。
旅する木でのクラシックコンサートでお馴染み、僕の友人の建築家であり、音楽家でもあるスタジオシンフォニカの畠中氏
が、結婚10周年に、奥様へのプレゼントとして依頼されました。
畠中氏の基本デザインを元に、細部のデザインを起こしたのですが、果たしてこれ程までの曲げ木が製作可能だろうか?
この構造で体重が支えられるのか?ロッキングの部分のRをどれくらいにすれば心地良いのか?座面と背の一体型の革張り
が可能だろうか?…などなど、難題が盛りだくさん。
依頼された日から、苦悩の日々でした。
「これ程デザイン性、クオリティーの高いものが出来るなら、いつまでも待つよ。」と言ってくれたものの、完成させることが
出来るのかどうか、常に不安が付きまとっていました。
それでも、難題の一つひとつを解決していく過程は、新しい発見、技術のステップアップの連続で、製作可能だと確信し、
完成が見えた時には、苦労した分、早く座ってみたくてワクワクの日々でした。
待ちに待った納品の日、奥様もとても喜んでくれて、「須田さんじゃなきゃ、作れない椅子ですね。」と褒めて頂きました。
才能のあるデザイナーとのコラボは、自分の殻を破り、大きく飛躍する機会を与えてくれる、素晴らしいチャンスで、
僕にとっては、とても楽しいことなのです。
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