新生Bon・Vivant(ボン・ヴィバン)のショーケース | 札幌のオーダー家具・オーダーキッチンなら家具工房【旅する木】

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新生Bon・Vivant(ボン・ヴィバン)のショーケース

すっかり有名なパティシエのお店になったボン・ヴィバン。
このたび、移転に伴い、新たにショーケースを製作しました。
12年前、ボン・ヴィバンオープンの時のショーケースも旅する木が製作しました。
初心のボン・ヴィバンから新たに発展するボン・ヴィバンへのエールのような、想いを紡ぐように同じデザインで、樹種を変えてデザイン、製作しました。
ぜひお店に行って、美しくて美味しいケーキと共に、旅する木のショーケースも眺めてみてください。

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12年前、毎週仲間で集まって、お店作りの打ち合わせをしました。

新たに製作したのが、手前のメープルのショーケース

手前のウォールナットが12年前に製作したショーケース

『想いを紡ぐ』をコンセプトに、同じデザインで、樹種違いで製作。

格子のラインの中に、異なる樹種のポイントを。これも12年前と同じ樹種!

レジ台には、お客さんのバックを乗せる幅広の板をラインに合わせています。

それにしても、昔の店舗のショーケースを新店舗でも使ってくれるなんて、嬉しいです!

ラインの高さもバッチリ合わせるようにこだわりました。

『想いを紡ぐ』ショーケース。男と男の友情、信頼、たくさんの物語が詰まっています。

本当にいいお店。これからのボン・ヴィバンが楽しみです!

こちらも旅する木が製作しました。

細かいパーツを縦横交互に並べて、市松模様に

それにしてもなんて綺麗なお菓子たち♪

12年前に、パティシエの久保さんが乳歯入れを買いに旅する木に来てくれました。まだ僕が一人でやっていた頃。
僕は作業があったので、
「どうぞ、家具も見ていってください。」
と言って、ショールームに久保さんを残して工房の体育館で作業をしていました。
1時間くらい経って、そういえばあの人、帰ったのかな?と思い、カーテンを閉めにショールームに行くと、なんと久保さんはまだショールームにいました。そして、
「自分、パティシエの仕事をしているんですけど、ここの家具を見ていたら、独立して勝負してみようかな?と思えてきました。ちょっと話をさせてもらえませんか?」と。
ここからボン・ヴィバンが始まったんですね。
知り合いのロゴデザインをするデザイナー、お店作りの設計をする設計士と4人で毎週のように集まって、お店作りの構想を練り上げて行きました。
そうしてオープンしたのが、最初のボン・ヴィバンhttps://www.tabisuruki.com/archives/1684

あれから12年。
すっかり有名店になったボン・ヴィバンが、新たに店舗拡大するため移転することになり、久保さんから相談がありました。
「作ってもらったショーケースは持っていきます。新たにショーケースを製作して欲しい。」と。
新店舗に昔の什器など、持っていかないのが普通です。
12年前に作ったショーケースを新店舗でも使ってもらえるなんて、それだけでも僕にとっては嬉しいことです。
さらに店舗拡大のショーケースを依頼されるのですから、想いが入らないわけがない。
久保さんの人間性、新店舗への意欲、そしてプレッシャーと覚悟、それらを全て理解しているので、少しでも久保さんの想いを後押しできるショーケースをデザイン、製作しようと思いました。
『想いを紡ぐ』ショーケース。
ボン・ヴィバンの美しくて美味しいケーキと共に、ああ、そんな想いの詰まったショーケースなんだな。なんて思いながら、ボン・ヴィバンを楽しんでみてください。

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