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PRODUCT作品紹介 /

rera キッチン

[レラシリーズ]
アイヌ語で”風”を意味する”レラ”
田園風景ど真ん中、東裏小学校に工房を移転して初めての新作。
広大な北海道の大地を、悠然と駈ける風のように、力強さと、すべてを包み込む優しさを感じられる、
そんな家具を作りたかったのです。


rera キッチン 収納
reraシリーズをご注文頂いたお客様の家は、収納家具も全て制作させて頂きました。

収納部には全て、厚さ40ミリという、ナラの厚天板を豪快に使っています。
キッチン収納には、取っ手にウォールナットの無垢の面材をつけて、デザインポイントと共に、
フローリング、収納天板の”ナラ”と、シンクと、ダイニングセットの”ウォールナット”の媒介の役割を
させることにより、自然のつながりになっています。

3段の引き出しで、収納力は抜群です。引き出しの内部には細かい仕切りがついていて、使いやすくなっています。


GALLERYギャラリー

取っ手部分にはウォールナットの彫り込み

天板厚40ミリという厚いナラの無垢板がすごい力強さ

オンドルコンフォートのサンプル模型

[レラシリーズ]はこうして生まれました♪

 僕と同い年で血液型も同じせいか、何か惹かれ、良き友であり、職種は違えど、良きライバルでもある、
建築家の本間氏が設計した建築の、収納家具やカウンターなどを制作する事になっており、ある日、建て主の
ご夫婦を工房に連れて来てくれました。
 建築会社を経営しているというご主人は、職人の”技”にとても興味と理解があり、工房にある、僕の作品
一つ一つに関心を示してくれました。中でも、”仕口箸”と”仕口箱”に大変驚くとともに、気に入って下さり
翌日、すでに制作が決まっていた収納家具だけでなく、建物内の全ての家具と、そして‥
”仕口箸”、”箸置き”、”仕口箱”を注文して頂きました。
 ご主人の会社の建築のデザインを本間氏が行っているということで、とても深い信頼関係が感じられ、その
ご夫婦のご自宅の家具いっさいを制作することになった僕が、その信頼関係を壊すようなことは出来ない。と
やりがいと緊張感を持って制作しました。
 3ヶ月にわたる製作期間中、この緊張感がとても気持ちが良く、幸せな気持ちで制作させて頂きました。
そして、この素晴らしい建物は、まさに『旅する木』のショールームのようになりました。
 「須田さんの作った椅子に座り、この箸でご飯を食べるのが夢なんだ。」とおっしゃってくれたご夫婦に
感謝するとともに、この様な出会いを与えてくれた本間氏にも感謝致します。ありがとうございました。

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建築について

建築に興味があり、建築士を取得した僕が見ても希に見る素晴らしい建築です。
 また建て主は、上記でもご紹介した様に、建築会社を経営しております。
 オンドルコンフォートという床暖房の代理店もやっていて、今回の建築にも使っております。簡単に
説明すると、床下に石を引き詰めてその石を暖め、その余熱でじんわり床を暖めるというもので、
これが本当に気持ちのよい暖まり方で、温泉に入った感じと言ったら一番近いと思います。
 僕もいつか、自宅を建てる時は、オンドルコンフォートの床暖房にしようと決めております。

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