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なんと、扇形の木のキッチン

なんと、扇形の木のキッチン

元保育所を自宅にリノベーションしました。ここは子供たちが遊ぶホール。
ホールを丸ごとキッチン、ダイニング、リビング兼用のドカンと一部屋にしています。
ここにどんなキッチンを作ろうか?と悩んでいました。
普通のサイズの、普通のキッチンだったら、あまりに小さく感じて、アンバランスなんです。
大きなアイランドキッチンを作ろうか?
形はどうしようか?
いろいろ考えていたら、降りてきました。
扇形のキッチンなんて、面白いんじゃないの?

 建築の平面図に落とし込んでみたものの、製作方法など考えている間もなく、設備屋さんに「配管の立ち上げ位置とか
どこなの?」と急かされて、「だいたいこの辺」なんて感じで配管など設備工事が始まっちゃったので、もう難しいとか、
やっぱり真っすぐにしようか、なんて言ってられない。作るしかないわけで。

 幅4.3メートルもあるRのキッチンをどうやって作ったらいいんだろう? 悩みながら設計しました。
考えていると、いつもの悪いクセが…。ついつい製作欲なのか、驚かせ欲が出て来るんですね。
外側だけじゃなくて、せっかくだったら内側の引出しや扉や、食器洗い器の前パネルも、タオル掛けも、全部Rにしたら
見た人、驚くだろうな~。ムフフ。なんて。
そしてまた、「どうやって作ろう?」と悩む日々。

 案の定、製作は苦労しましたね~。
Rだ!、ってだけでものすごく難しいのに、大きさが4.3メートルもあるんですから。
設計は大雑把な形のみで、後は作りながら考えよう。と思っていたので、行き当たりばったり。アイデアを思い付いて
「面白そう!」と思ったら、即変更 → 製作。という感じで、ワゴンとか、取っ手とか、随分凝ってしまいました。
大変だったけど、とっても楽しみながら作りました。そして何とか完成。 

 苦労しがいがあって、オープンハウスの時、「わ~、すごいこれ!」と多くの方に驚いてもらい、とっても嬉しかったです。

 大きいけど、扇形なので、前に立ってみると全てが手元にある感じで、使いやすいんですよ。

 扇形のキッチン、お勧めです!

GALLERYギャラリー

え~!!!

な、なんと…

円形のアイランドキッチン

天板は40ミリの分厚いアメリカンブラックチェリー

外側だけと思いきや…。 内側の引出しや扉もRになってます。

大きなキッチンなんだけど、扇形なので、 中に入ると、全てが手元にある感じなんです。

もちろん、ステンレスシンクもオーダーで製作。 Rになってます。 これが作れる職人さんは、そんなにいないんですって。

木目もつながっていて、 取っ手も可愛い色んな樹種の寄せ木♪

デザインだけでなく、もちろん機能もバッチリ。

ミーレの食器洗い器は、

機材が一切見えなくなるのが良い!

タオル掛けもRになってますよ~。

これ、実は…。

ワゴンになっています。

かなり手の込んだ加工をしてるよ。 なんでこんな難しい加工するかって?

答えは、ここにタオルを掛けるでしょ。

正解)タオルがワゴンの棚に当たらないように。 でした。 旅する木の家具は、デザインと機能が一体になっているように心がけています。

ここも実は…。

回転式収納ボックス。 デッドスペースを上手く使ってます。

FEE料金について

オーダーキッチン

樹種   :アメリカンブラックチェリー

サイズ  :W4300×D1400×H850

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