ステンレスと木がフラットのキッチン | 札幌のオーダー家具・オーダーキッチンなら家具工房【旅する木】

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ステンレスと木がフラットのキッチン

ちまたにステンレスの天板のキッチンはたくさんあるけれど、こんなステンレスのキッチンは、ないのではないんじゃないかな?

薄いステンレスの板厚分、木の天板を掘り込んでいるので、木と薄いステンレスがフラットに繋がっている。

とってもシャープでカッコイイキッチンです!

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一見普通の、いつもの旅する木のキッチンのように見えますが…

やっぱりいつもの旅する木のキッチンのように見えますが…

ステンレスの天板と木の天板が繋がっている!

木の天板の上にステンレスの板が乗っている

ステンレスの厚さ分、木を削っているので、触るとほぼフラット!

ステンレスのこの薄さがシャープでカッコイイ!

こんな納まりのステンレスのキッチンは、世の中に無い!なぜかって、とってもシビアな加工技術を求められるから。

機能も満載!フキン掛けの向こうの黄色いのはなんだ?

こんな風になっていて

そう、ゴム手袋を干せる仕様に。オーダーなので、要望に応じてこんなものも作っちゃう!

こちらはタオル掛け

まな板収納も作りました

収納力バッチリ!

キッチン収納も作りました

40ミリという分厚いチェリーの天板

吊り戸棚の下には照明を埋め込んでいます

素敵なキッチンが完成しました!

木とステンレスの合わさったキッチン。カッコイイ!

FEE料金について

樹種 アメリカンブラックチェリー

仕上げ 旅する木オリジナル塗装

サイズ キッチン   W2550×D1000×H850

    キッチン収納 W1800×D450×H850

    吊り戸棚   W1800×D370×H400

札幌に新築を計画されているYさんご夫婦から、キッチンを依頼されました。Yさんからとても詳細なイメージの伝わるスケッチをいただいたので、いかにそれを現実的に可能にするか、じっくりと考えて設計をしました。

機能もそうなのですが、なんと言っても途中までステンレスで、途中から木の天板を希望されており、これをどう納めるか、設計時に悩みました。

普通に、ステンレスの天板を40ミリの厚さにして、端部を折り込みみしたら、どんなに鋭角の折り込みを狙っても、3Rくらいになる。そうなると、木の天板との接続部に溝ができてしまって、ゴミが詰まってしまう。
絶対に木とステンレスの接合部は隙間なく、しかもフラットにしたい!

悩んだ挙句、ステンレスを折り曲げずに、ただの板にして、その厚さ分、木の天板を掘り込むという手法を思いつきました。

頭で考えること、そして図面で書くことは簡単なんですけどね。僕らは実際に形にしなければならないわけで。

大きなステンレスの天板が乗る部分だけ、木を削り込む。しかも接続部は真っ平らにするために、0.1ミリ以内の誤差で加工。
大変でしたが、これができたらとてもカッコイイキッチンになる!というイメージがあったので、挑戦しました。

お客様のYさんのご主人は、建築資材、設備の会社にお勤めで、加工についても詳しくて、僕が説明もしていないのに
「この天板の納まり、よくやりましたね!かなり大変だったのではないですか?普通怖くてやりませんよ。」
と、納まりの良さ、そして苦労をわかってくれて、やった甲斐があり、嬉しくなりました。

旅する木では珍しいステンレスの天板のキッチンは、世界中にも珍しいステンレスのキッチンです。

Yさん、このようなキッチンを製作させていただき、ありがとうございました。

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