PRODUCT作品紹介 /
札幌市F邸
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GALLERYギャラリー
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天板にあえて木(タモの無垢板)を使った、 とてもしっとりとした独特の雰囲気と、 存在感をもったものに仕上がりました。 水回りに木? と思う方もいるかと思いますが、 特別なウレタン塗装により、木の質感が損なわれずに、 しっとりと、落ち着いた雰囲気で、 水、油にも十分強く�全く問題ありません。
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スッキリとしたデザインの中にも 奥様の要望と、アイデアが いろいろつまっています。
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最初は扉だったのですが 見えるところにフキンなどを置かなくても良く 湿気もこもらずに まな板や包丁がスッと取り出しやすい。 という奥様のアイデアで オープンのスライド式が生まれました。 使い勝手がとても良いようですよ。 「主婦には解る!」とおっしゃっていました。
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タモを横目で使い 木目がずっとつながるように工夫して合わせました。 シンプルなものほど、細かいところに気を使うんですよね。 美しく仕上がりました。 下台の天板はタモの無垢板を使いました。 『旅する木』は、家具を長く使ってもらいたくて、 無垢材と合板を 適材適所で使い分けています。 見せ場の天板には、堂々と無垢板を使います。
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取っ手にウォールナットを使って ポイントにしました。 シンプルの中に色気があって おしゃれな感じです。
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ここにゴミ箱をセットするのです。 ごみ箱を出しやすいように チェーンで角度を自由に変えられるようにしています。 ゴミ箱が表に出ないので とてもスッキリと清潔感があるのです。
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ダイニングテーブルは お友達がたくさん来ても脚が邪魔にならないように様に 田(でん)を選びました。 シンプルで堂々としていて、美しい ダイニングテーブルです。
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シンクと隣り合わせなので 4.5メートルをタモの無垢板ドーンと占めていて しっとりとした中に迫力があって力強いですよね。 タモの板目の木目はとてもはっきりしていて、 面白みがありますね。 部屋全体に木が使われていて 本当に気持の良い空間です。
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FEE料金について
アイランドキッチン |
樹種 :タモ |
サイズ :W2450×D800×H850 |
仕上げ :ウレタン塗装 |
キッチン後ろの収納 |
本体 :タモ |
サイズ :上台 W4400×D350×H500 |
:下台 W4400×D500×H850 |
仕上げ :ウレタン塗装 |
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家に入った瞬間に、「ああ、このご家庭ではきっとこれが中心の生活をしているんだろうなぁ。」
と感じることが出来るようなシンプルで解りやすい、コンセプトがしっかりしている家が僕は好きな
んですね。
以前、お世話になった設計事務所の建築家の方よりお話しを頂き、建築家と奥様が工房にいらして
くれました。奥様のお話しから、キッチンを中心に、家族やお友達が集まり、もてなしたり、皆さん
でお料理したり、母と子供でお菓子を作ったりする。ということを聞きました。その人の輪の中心に、
アイランドキッチンがあり、そのすぐ横にダイニングテーブルがあり、表面がスッキリするように背
面に十分な収納スペースを設け、キッチンの横にはフリースペースがあって、子供達や、お友達がく
つろげるような設計図面になっていました。その、アイランドキッチンと、ダイニングテーブル、キ
ッチン収納を製作させて頂きました。
製作の経過などメールでご報告しながら、ちょうど全て納まった時に、建築家と、奥様がおられ、
とても喜んで何度も「ありがとうございました。」という言葉をかけて頂きました。僕もやりがいの
ある満足のいく仕事をさせて頂けたことを建築家と奥様に感謝し、なんだか3人がそれぞれに「あり
がとう。」と言っていておかしくなりました。デザイナーと、作り手と、お客様の3者がそれぞれ
に感謝し合える関係の中で、良いものは生まれるんだなぁ。と帰りの車を運転しながら満たされた気
持ちでいっぱいでした。
お引っ越しを終えてしばらくしてから、写真を撮らせて頂きにお伺いしたのですが、改めて、「キ
ッチンを中心に人が集まる」という明確なコンセプトが伝わってくる良い家だなぁ。と感じました。
本当にありがとうございました。
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~~奥様から嬉しいメールを頂きました~~
HP見ました。写真とてもよく撮れていて嬉しくなりました。
シンプルだからこそ、作り手の、気が伝わってくるのですね。毎日、
夕食のあとかたずけの最後に、キッチンを拭くとき気持ちが安らぎます。
そして、元気がでてきます。家具って人間の精神にも影響を与えるのですね。
お金が貯まったら、リビングのテーブルもお願いします。
今年は、本当に充実した1年でした。なにより素晴らしい仕事をしている人達に巡り会えたのが
大切な財産です。これからも、末永く宜しくお願いします。
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