札幌K邸 (マンションリフォーム) | 札幌のオーダー家具・オーダーキッチンなら家具工房【旅する木】

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PRODUCT作品紹介 /

札幌K邸 (マンションリフォーム)

札幌市 K邸 キッチン(マンションのリフォーム)

 マンションのリフォームに伴い、キッチンを総改装しました。

 マンションは新築の一戸建てと違って、空間の間取り、スペース確保、さらに配管の位置や、レンジフードの

ダクトの引き回しなど、いろんな制限があり、その中でお客様のご希望をいかに叶えるか、キッチンのレイアウトを

決めるのが、難しい作業なんです。

しかも、今回は前にこの部屋に住んでいた方も、大幅なキッチンのリフォームをしていて、設計図面と現状が

全く違っていたので、最後は解体してから提案したプランが可能かどうか確認して、設備屋さんと打ち合わせをし、

それから製作。というかなり厳しいスケジュールだったのですが、製作はもちろん手を抜くこと無く、旅する木の

キッチンの特徴の木目もきちっと揃え、お客様に満足頂ける、理想的なキッチンを製作することが出来ました。

 機能を優先させる場所と、デザインを重視する場所とのメリハリが面白く、加工精度を追求し、キッチリと仕上げること

により、機能を重視した部分でもスキッと仕上がっているところが、このキッチンの見せ場にもなっています。

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マンションのリフォームでキッチンを製作しました。

U字型の大きなキッチン

とにかくすごい収納力! 料理が趣味という奥様、娘さんの希望が満載。

振り向くと、まだまだ大きな収納が続いてる!

特注で製作したステンレスシンク。 多きなL型の一体型で製作。 ↓ マンションの8階まで、非常用階段で運びました…。。

ビルトインのIH

奥様希望のミーレの食器乾燥機。 さすが海外製のものはデザインが良いですね。

多機能な引き出しも、娘さんのご希望。

もちろん、旅する木のキッチンは木目が綺麗に繋がってます!

吊り戸棚の真ん中は、洗ってすぐのボールとか置くから、 板ではなくて、パイプの棚板。

吊り戸棚の後ろに蛍光灯を仕込んであって、手元が明るい。

電子レンジとか、炊飯器とかを置くスペース。 蒸気がかからないように、使う時に引き出せます。

リビング側は彫り込みの取っ手でスッキリと見栄え良く。

オープン棚には、奥様自慢の鍋を見せる収納。

天板はチェリーのぶ厚い無垢板。

デットスペースを作らないように、こっちから収納。

キッチンの裏には大容量、多目的収納。

いろんな目的に使えます。

とてもマンションの一室とは思えない、安らぐ空間になりました!

FEE料金について

樹種   :アメリカンブラックチェリー

     :W4200×D2500×H850

[札幌市 K邸 キッチン(マンションのリフォーム)]はこうして生まれました

 マンションに引っ越す際に、一番使うキッチンをより使いやすく、機能的にしたいというご希望で、Kさんご家族が

工房へ来てくれました。

 工房にあるカフェのキッチンをご覧になり、とても気に入って下さり、また、引っ越しまであまり時間がないということで、

急ピッチで打ち合わせを進めました。

 既存のマンションのリフォームという制限の中で、いかに一つでも多くの希望を叶えるか。そして、実際に解体するまで

それが可能かどうか解らないという、不安要素があった中で、Kさんや、現場の業者さんや監督さんの協力を得て、自分でも

「いいねえ!」としばらく見とれてしまうキッチンが完成しました。

 マンションのリフォームに伴う施工の時、いつも思うのですが、マンションのような大きな建物は、寸法の多少の誤差や、

壁と壁、壁と床、壁と天井などの平行や直角は、あまり気にしない作りになっており、僕が製作する家具やキッチンは

ちゃんと寸法や角度を高い精度で出しているので、途中で納まらなくなってしまうのです。どこかで建物のゆがみを、キッチン

の方で吸収してあげなければいけないということになり、今回の取り付けもかなり苦労しました。

それでも、最後綺麗に納まったので、僕にとっては今後につながる、有意義な経験をさせてもらいました。

 いまだからバラしちゃいます。実は今回のKさんのキッチンの製作で、大失敗したことが…。。

 エレベーターのサイズ、玄関ドアのサイズは計って、それに入るように家具を作ったのですが、中に入って、S字クランクに

なっている廊下を見逃していました。どうやってもS字のところで家具が引っかかってしまい、入らなくて、結局外に出して、

家具を全部バラして、パーツにして搬入し、部屋に運んでからまた組み立てました。これも勉強になりました…(恥)。。

 「一番大変だったこと?」

 初めからエレベーターには入らないことは判っていて、非常用階段で運ぶ計画で特注した、一体型のL字型のステンレスの天板。

 助っ人を頼んで3人でぶつけないように、ゆっくりと中腰で8階まで運んだのですが、猛暑も重なって、無事部屋に搬入し終わ

った時には、もう一日の仕事を終えた気分でした。

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